「はちみつを赤ちゃんに与えてはならない」と聞いたことはありませんか?
はちみつは消化にやさしいエネルギー源であり、しかも栄養価も高い優れた食品です。
それにもかかわらず、赤ちゃんに与えるのはタブーとされているのには、一体どんな理由があるのでしょうか。
今回ははちみつの赤ちゃんに対する有害性について分析しましたので、どうぞご参考に!
はちみつを赤ちゃんにあげちゃダメ?なぜなの?
はちみつはビタミン類やミネラル、20種類以上のアミノ酸といった栄養素に恵まれていて、健康に良い食品として有名です。
そんなに健康に良いのなら、もちろん赤ちゃんにも与えたくなるはずです。
しかし、一般的なはちみつには「1歳未満の乳児にはちみつを与えないでください」という注意書きのあるものがほとんどです。
では、なぜはちみつを赤ちゃんに与えてはならないのでしょうか?
実は、はちみつにはボツリヌス菌と呼ばれる細菌が潜んでいるのです。
この菌は通常は嫌気性(酸素を嫌う)であり、土の中などで生息しています。
この菌がもし我々の体内に侵入してきたとしても、ビフィズス菌などの腸内細菌がボツリヌス菌と戦ってくれるため、害はありません。
しかし1歳未満の赤ちゃんとなると話は別。
赤ちゃんは腸内環境がまだ整っていないため、ボツリヌス菌の侵入が致命的なものとなってしまいます。
つまり、はちみつそのものに毒があるわけではなく、はちみつに生息する細菌が赤ちゃんにとって有害なのです。
はちみつ入りのレシピで赤ちゃんが死亡?はちみつ入りのパンにも気をつけよう。
はちみつに潜んでいる細菌「ボツリヌス菌」は赤ちゃんの「乳児ボツリヌス症」の原因となり、致命傷となりかねません。
実際に男児が死亡した例も報告されているんです。
そのため1歳未満の乳児の子育てをしている保護者さんは、お子さんにはちみつを与えないことを徹底しなければなりません。
特に気を付けなければならないのは、はちみつそのものではなく、はちみつ入りのパンなどです。
このタイプの食品は一見するとはちみつが含まれていないようにも見えるため、気にせず乳児に与えてしまいがちです。
しかし注意を忘れてはなりません。
これらの食品もはちみつそのものと同様に乳児ボツリヌス症の発症のリスクがあり、赤ちゃんにとっては致命傷となり得るのです。
はちみつをいつから赤ちゃんにあげて良い?【適切な量は?】
はちみつは大人が食べても全く問題はありませんが、乳児が摂取するとたちまち危険な食品と化してしまいます。
では、はちみつは赤ちゃんが何歳になるタイミングから与えても良いのでしょうか?
先ほども述べたように、はちみつ自体が有害なのではなく、はちみつに生息するボツリヌス菌が有害な細菌なのです。
そのことから、はちみつを安全に摂取するためには腸内環境が整っている必要があるということになります。
乳児ボツリヌス症は生後6か月程度の乳児に多く発症する病気です。
症例の最高月齢は、生後11ヶ月の乳児での発症例となっています。
そのため乳児が1歳になるまでは、はちみつは危険な食品として遠ざけておいた方がよいでしょう。
乳児が1歳になると、体内の腸内環境も整い、ボツリヌス菌が腸の中に侵入してきたとしても、腸内細菌が対応してくれるようになります。
はちみつは栄養価の高い食品なので、適切な年齢になってから与えるのはきっとお子さんの健康のためになるでしょう。
はちみつを加熱しても赤ちゃんにあげちゃダメ?
食品に含まれる細菌が原因で起こる病気は「食中毒」と呼ばれます。
多くの食中毒は食品を加熱することで原因となる細菌は死滅して、食中毒になっていしまうのを防ぐことができます。
はちみつの場合は加熱をすることで赤ちゃんにあげることができるようになるのでしょうか。
実は、ボツリヌス菌は殺菌するのに120度の高温と4分の時間を必要とするのです。
沸騰する熱湯の温度は100度なので、熱湯での殺菌は無意味ということになります。
つまり、ボツリヌス菌は通常の調理では死滅しないほどの熱に対しての強い耐性があるのです。
「加熱すればいいや」という考え方は乳児を死へと至らしめかねませんので、いくら調理をしても乳児にははちみつを与えないようにしましょう。
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まとめ
今回ははちみつを赤ちゃんに与えてはいけないということおよびその理由ついて記事を執筆しました。
はちみつは栄養価が高くて消化にやさしく、大変重宝する食品です。
しかし、赤ちゃんにとってはそんなはちみつが死を招きかねない危険なものとなるのです。
1歳未満の乳児をお子さんに持つ保護者の皆さんは、このことに常に気を配り、誤って乳児にはちみつを与えないようにしましょう。
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