はちみつが固まらない対策教えます!【夏にはちみつが固まるのに困る】

昆虫食

はちみつは深い甘味のある食品であり、調味料としても大変重宝します。

そんな便利なはちみつですが、寒い時期などには固まってしまう性質があるため、厄介な思いをしたことはありませんか?

今回は皆さんにはちみつをおいしく快適に召し上がってもらうべく、はちみつが固まってしまう理由や対策、戻し方などについてまとめました。

どうぞご参考に!

なぜはちみつが固まる?

はちみつが固まる理由について見ていきましょう。

はちみつの糖分はショ糖のスクロースとは違い、グルコースとフルクトースが主成分なのです。

それらの糖はショ糖が分解されることで生成される糖分であるため、はちみつの糖分は「分解後の糖分」と言えるでしょう。

この糖分のうちの1つである「グルコース」が、はちみつを凝固させる物質の正体となります。

実ははちみつ、含まれる糖分の量が水に溶けることのできる量を超えてしまっているのです。

その結果、振動などのちょっとした刺激でも、溶けているグルコースが凝固する原因となるのです。

つまり、はちみつが固まるのは、はちみつの中にグルコースなどの糖分が過剰に含まれていることが原因ということです。

はちみつが固まる温度は?

はちみつが固まってしまうのははちみつ愛好家にとっては非常に厄介なことです。

では、はちみつは一体どのような温度で固まる性質を持っているのでしょうか。

実は、はちみつは温度が低ければ低いほどほど固まりやすくなる、というわけではないのです。

はちみつが一番固まりやすい温度は、14~16度くらいとなっています。

そのためはちみつは寒さの厳しい真冬よりも、春先や晩秋のほうが凝固が起こりやすい環境であると言えるのです。

さらに、はちみつは刺激を与えると固まりやすいため、温度変化が激しい環境では固まりやすくなります。

はちみつを保管する際は、暖かいところに置くことはもちろん、温度変化の少ない所に置くということも心がけましょう。

はちみつが固まるのにおさらば!はちみつの保管方法

グルコースなどの糖分が大量に溶け込んでいるはちみつはそもそも固まりやすい性質があります。

そのことから、少しの衝撃や温度変化などの刺激に対しても敏感で、すぐに凝固してしまうのです。

このことは寒い季節であればもちろん、それ以外の温かい季節であっても例外ではありません。

固まることが宿命ともいえるはちみつが固まらなくなる方法など本当に存在するのでしょうか。

先ほど紹介したように、はちみつは極端な低温では固まることはありません。

そのことから、なんと、冷蔵庫ではなく「冷凍庫」に保存しておくのが有効なのです。

冷凍庫の温度は-18℃ほどなので、この温度ではグルコースの働きが抑制されて、はちみつの凝固を防ぐことができます。

はちみつが凝固してしまう主な原因は振動などの「刺激」です。

そこで、はちみつが固まるのを防ぐためには刺激を避ける必要があります。

食器棚などで管理する場合は、人目のつかない高い位置に保管しておくのがオススメです。

暖かい空気は一般的に高い所へ向かう性質があります。

そのため高い位置に置いておくことで、はちみつに暖かい空気が回るようになり、はちみつを温かく保つ効果があるのです。

また、一時的に暖かくできるからといって、はちみつを暖房やストーブの当たるところで保管するのはオススメではありません。

先ほどから述べているように、はちみつに温度差などの刺激を与えることは、はちみつの凝固を促進しているだけなのです。

人工的な熱を与えずに、安静にして保管することを心がけましょう。

固まったはちみつを元に戻す方法

では、一度固まってしまったはちみつを元の固まっていない状態に戻すことは可能なのでしょうか。

実は、はちみつは湯せんなどを利用して45℃から60℃くらいの高温にすることで戻すことができます。

この湯せん状態を30分から1時間ほど維持していると、元に戻ります。

一度固まってしまったはちみつも、決して使えないわけではないので、くれぐれも捨てないようにしましょうね。

レンジで戻す方法

固まってしまったはちみつは電子レンジで気楽に元に戻すことができます。

しかし、はちみつをプラスチックの容器ごと電子レンジで加熱すると、破裂の恐れがあり大変危険です。

しかもはちみつは加熱しすぎると、大切な栄養分が損なわれてしまいます。

そのため加熱の際は、耐熱皿に移した上で、5秒から10秒ずつゆっくりと加熱するようにしましょう。

完全に結晶がなくなるまでかき混ぜ続けながら電子レンジにかけていけば、はちみつを元通りにできます。

チューブタイプの場合

では、チューブタイプのはちみつが固まってしまい、容器から取り出せなくなってしまった場合はどうすればよいのでしょうか?

そのような場合は、湯せんを行って温めることでチューブに詰まったはちみつを溶かすのがベストです。

湯せんをするときの温度は45℃から60℃くらいにして、高温になりすぎないように注意してはちみつを溶かしましょう。

湯せんをすることでチューブに詰まったはちみつが融解して、今まで通り利用できるはちみつに戻ってくれます。

人気おすすめ8選


純度100%のヒマワリはちみつ!

7月にイタリアのピエモンテ州、ロンバルディア州、エミリア=ロマーニャ州の3つの州で採取された100%ヒマワリのはちみつ。

歴史のある養蜂農家BREZZO社提供の爽快な香りと甘さにクリーミーな舌触りを合わせ持つこのはちみつは、イタリア国内のみならず世界各地で愛されています。


国産である点がなんといっても魅力!

多種多様な花が咲き乱れる春先にミツバチに集められた、春の季節が感じられる「国産 百花蜂蜜」。

熟蜂蜜・100%天然蜂蜜・非加熱の3項目にこだわり抜かれた「生きたはちみつ」です。

九州地方~中国地方で採取されたはちみつで、舌触りまろやかな香りやうま味が特徴となっています。


ハンガリー産 はちみつ はちみつの女王!

白く固まりにく、しかもあっさりした味わいが特徴のハンガリー名産のアカシアはちみつ。

2kgの大容量なので単体ではもちろん、料理の調味料としても継続的に利用できます。

皮膚や粘膜への効果が知られているビタミンB群およびビタミンCが豊富で、栄養価にも優れているものです。


天然非加熱!手回し機で絞り出した無添加の生はちみつ

非加熱無添加のアカシアはちみつ。

香りが上品でクセがなくさっぱりとした味わいとなっており、後味も喉に絡みつくようなしつこさがなくスッキリとしています。

非加熱かつ無添加であるため、はちみつそのものの殺菌作用やグルコン酸のビフィズス菌を増やす作用がそのままに!


メキシコ産、アルゼンチン産と国際色豊かなはちみつ

メキシコやアルゼンチンの自然豊かな大地で集められたはちみつを、時間をかけて採蜜してできた商品。

1kgサイズなので毎日使ってもすぐに無くなっててしまう心配はありません。

北米そして南米の大自然のはちみつをたっぷりと味わいたい人にオススメの商品です。


「健康活性力」に優れたマヌカハニー!

かの有名なニュージーランドの高級はちみつ「マヌカハニー」です。

この商品はモラン博士による承認を得ていて、マヌカハニー独特の殺菌力により確実な健康効果を得ることができます。

このマヌカハニーの味はというと、なめらかで濃厚、まるで生キャラメルかのようにしっとりとしたものです。


山田養蜂場の海外産はちみつ

巣箱からそのまま採れた感動の風味を味わえるルーマニア産のアカシアはちみつ。

香りと味を守り抜くべく、充填の際に高温にしすぎないような製法を守ったりと、かなり丁寧に作りこまれた商品。

ルーマニアではアカシアの花が咲き続ける!このはちみつは糖度が高くて濃厚な仕上がりとなっています。


みかんから採れた濃厚はちみつ

紀州有田のみかんの木に咲いた花から採取した純粋みかんはちみつ。

みかんの花から採れた「はちみつ(みかん蜜)1.2kg」は、ほんのりみかんの風味がする新感覚のはちみつです。

濃厚であるにもかかわらずあっさりとした味わいから、何度も購入するお客さんもいるほど人気の高い商品となっています。

まとめ

はちみつが固まってしまう原因、対策、元に戻す方法についての記事でした。

はちみつは栄養価の高い食品であり、しかも甘みが強いことから調味料としても重宝します。

しかし、その糖分の多さゆえに少しの刺激でも固まってしまうことが多々あるのです。

その多くは湯せんなどの加熱で元通りに戻るので、はちみつが固まってしまった場合でも、それは使い物にならないわけではありません。

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