鯨肉の栄養を徹底解説します!【バレニンにはどんな効果がある?】

動物

皆さんは、鯨肉を食べれることを知っていましたか?

鯨肉は美味しいんです。そして、栄養価が非常に高く日本では昔から食べられてきました。

「じゃあ鯨肉を食べれることは分かったけど、実際にどんな栄養があるの?」

という疑問をお持ちではありませんか?

そこでこの記事ではそんな鯨肉に関する疑問を解決します。

具体的には

・鯨肉の栄養
・鯨肉に含まれるバレニンにはどんな効果があるのか

の順番にご紹介していきます。3分くらいで読めますし、まずはご一読を!

鯨肉の栄養について

脂質 0.4 g
飽和脂肪酸 0.1 g
多価不飽和脂肪酸 0.1 g
一価不飽和脂肪酸 0.1 g
コレステロール 38 mg
ナトリウム 62 mg
カリウム 260 mg
炭水化物 0.2 g
水溶性食物繊維 0 g
不溶性食物繊維 0 g
タンパク質 24 g
ビタミンC 1 mg
カルシウム 3 mg
鉄 2.5 mg
ビタミンD 0.1 µg
ビタミンB6 0.5 mg
コバラミン 2 µg
マグネシウム 29 mg
(100gあたり)
出典:Wikipedia

鯨肉は部位によって栄養成分は異なります。

鯨肉の特徴として、赤身は低脂肪でタンパク質が豊富なことが挙げられます。

100gあたりタンパク質が24gも含まれています。

鶏肉と比べてみると、鶏肉は100gあたり25gタンパク質が含まれており、肉の中でも特にタンパク質が多いとされる鶏肉と変わらないくらい多くのタンパク質を含んでいることがわかります。

そして脂肪分も非常に少なく、その量はなんと鳥のささみの半分だとか。

赤身には、鉄分が多く含まれています。

また、脂肪にもドコサヘキサエン酸やドコサペンタ塩酸など人体に有益と言われる脂肪酸が、まぐろや他の動物に比べて豊富に含まれています。

これらの脂肪酸は血液をさらさらにしてくれます。

また、牛肉の赤身と比べた時に、特に脂質とコレステロール値に差があります。

鯨肉は脂質が非常に少なく、コレステロール値も低いので非常に栄養価が高いと言えます。コレステロール値が低いので、生活習慣病の予防に役立ててくれます。

鯨肉に含まれるバレニンにはどんな効果がある?

鯨は80~120歳まで生きると言われています。その鍵になるのが「バレニン」です。

21世紀になり、鯨肉に含まれる「バレニン」という栄養素には、人に対して疲労が軽減される効果が確認されました。

このバレニンというペプチド、イミダゾールジペプチドの一つを持っているヒゲクジラの仲間は、絶食しながら、何千キロも
長時間泳ぎ続ける期間があるといいます。

さらに、性成熟年齢に達したあとは、死ぬまで繁殖活動を続けるといいます。

このバレニンの疲労が軽減される作用としては、筋肉中に多く含まれていることからも、特には筋肉疲労(筋持久力)に効果があると言われています。

また、乳酸の分解促進、尿酸量の調整、筋ph低下の緩衝作用を持ち、活性酵素を抑える抗酸化作用を持つことも報告されています。

鯨肉の中でも、バレニンは赤身に多く含まれます。

鯨の赤身肉と一緒にしょうがを食べると、バレニンが吸収しやすく効果が高まります。そして、バレニンが持つ疲労回復効果を最大限に出すには、赤身をミディアムレアで食べると良いとされています。

まとめ:鯨肉は栄養価が高い

いかがでしたか。鯨肉は高タンパク、低カロリー、低脂質でコレステロール値が非常に低いことが分かったのではないでしょうか。

特に鯨肉に多く含まれるバレニンには、抗疲労効果があるということもわかりましたね。

現在私たちの生活にあまり身近な食べ物ではありませんが、非常に栄養価が高く優秀な食材と言えるでしょう。

アスリートや筋トレをしている方、ダイエット中の女性、健康意識が高い女性、生活習慣病になっているお父さんなど様々な人におすすめします。

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